Shirahagi Presents vol.11

小林敦 陶展

無事に終了しました。

お越しくださった皆さまに厚くお礼申し上げます 。

 

スーパー ルーチン

 

ラジオ体操第1・第2 

軽いヨガから冥想へ  

紫がかったモヤが目蓋の内に現れる

 

制作の前のルーチンを終え

アトリエEDENに向かう

 

まずは土作り 

頭の中では次の制作のイメージがひたすら巡って行く

土を練りながら形を決めて行く

 

後はただただ作り続ける

その間に新たな釉薬の構想を考え続ける

 

蘭彩と名付けられた独自の釉薬は

その時の窯の火入れの具合で窯変する

 

焼いてみるまで何色に変化するかはわからない

二度と同じ色に焼けないところが、この釉薬の魔性の魅力である

  

 

                    小林敦

 

「蘭彩鉢」

「星の蘭彩プレート」

原土の塊をひたすら石で叩いて薄くし、

できたままの形を皿にした「チャパティプレート」

(ちなみに「チヂミプレート」というのも過去にはありました)

 

「ギガプレート」

金華結晶という釉薬が線模様の上に施された、漆塗りのような陶皿です

「釉彩片口」

30年ほど前、岩から搾り出して呑むような片口を創るところから始まり現在の形に。

 

「蘭彩ぐい呑み」

二つと同じものが無いぐい呑みを、ということで

数限りなく1点ものを作っています

 

「変わり小皿」

 

めくるめく「紋様プレート」

 

 

「引き出し黒 籾焼茶碗」

 

「蘭彩茶碗」

 

珊瑚のようであり、鍾乳石のようでもある

 

炭化窯変は気圧の変化を受けやすい

近くにいた台風に窯が相当煽られたのと、今回からブタンガスの装置をプロパンガスに変えたことの影響か、、、

 

ただ初めて出た色合いの茶碗となった

Shirahagi Presents vol.11

小林敦 陶展

 

2024.11.2(土)~4(月)

10:30-18:00  (最終日16:00まで)

会期中作家在廊

 

会場/北鎌倉 ギャラリーえにし

鎌倉市山ノ内1347(北鎌倉駅西口/徒歩30秒)

 https://g-enishi.com/

 

小林敦 インスタグラム

https://x.gd/61lXp